【第36回読書会】「山椒魚」(井伏鱒二著)
南国市の塾「ハリー進学教室」です!
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さて、本日は第36回読書会についてお話します。
「山椒魚」(井伏鱒二著)
読書会二人目は五年生の T さんです。本は井伏鱒二の『山椒魚』が題材で、18ページ
の短編小説ですが1929年の作品というだけあり、ずっしりとした重みのある内容です。
このお話に出てくるカエルはTさんの大の苦手な生き物でしたが、そこも乗り越え、素敵な
読書会を開いてくれました。
さて、Tさんによるとこの本は、二年間岩屋でぐうたら過ごしていた山椒魚が外に出よう
としたら、頭がつっかかって出られなくなった。岩屋で一人寂しかった山椒魚は、紛れ込ん
だ一匹のカエルを閉じ込めてしまい、それをとても愉快に思う、というストーリーです。
山椒魚という生き物と岩屋が何なのかがわからなかった生徒たちも、わかるや否やその場面
の不思議さに魅せられました。「生まれてからずっと岩屋にいるんですか?」「カエルってど
んなカエルですか?」「どうやってカエルを閉じ込めたんですか?」等次々と質問が飛び出
ました。
Tさんは書いてあること、想像したこと、分からないこと、すべてに実直な答えを
打ち返していて、とてもテンポが良いと感じました。
Tさんが皆で話し合いたかったことは、山椒魚の性格についてです。
Tさんは、ぐうたらしててマイペースだと読み取ったようですが、他の生徒からは「ぐうたらしすぎて間抜け」、
「寂しいからってカエルを巻き込んだので自己中心的」、「寂しがりだけど、二年間誰にも会
わずに居たのだからメンタルが強いのでは?」など、様々な憶測が聞かれました。本を読ん
でないにもかかわらずいろんな意見が出るという事は、Tさんのレジュメが素晴らしかっ
たからに他ありません。
更にTさんは、「観覧しているだけの人がいるので、強制的に当てます!」と教室全体のことも見ており、ファシリテーターとしても見事でした。いろんな面での成長を見せてくれたTさんの今後がとても楽しみです。
ありがとうございました!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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