【第34回読書会】「檸檬」(梶井基次郎 著)
南国市の塾「ハリー進学教室」です!
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さて、本日は第34回読書会についてお話します。
「檸檬」(梶井基次郎 著)
この本は梶井基次郎の短編小説集で、
「檸檬」は10ページほどのボリュームですが、主人公の陰鬱とした感情とそれに伴う異様な行動が色濃く描かれた、
読み応えのある作品です。
今回担当してくれたのは、小学三年生のTさん。
彼なりの視点で読書会を開いてくれました。
Tさんの要約によると、「ある大人の人が絵を描いたり、色々なものをどこでどうした
ら面白いかを考えている話。商店街で檸檬と出会い、その檸檬をどのようにしたら面白いか
を考えた」という事です。
Tさんは皆と、檸檬をどうやったら面白くできるかを一緒に考えてみたいという視点で対話を始めました。
皆からは、「檸檬を切って目や鼻にのせたら面白そう」や、
「植物にかけて、防虫効果があるか観察してみたら面白いと思います」や、
「レモンの果汁を人にかけて、その表情を絵に描きたい」といった、
子どもらしい自由な発想が飛び出しました。
また、主人公が本屋で檸檬を爆弾に見立て、それが爆発する様子を想像して楽しんでいたという点から、
皆さんならどこに爆弾を仕掛けますか?と聞いたところ、
「人がたくさんいる東京駅やスーパー」といった意見が出ました。
という事は、爆弾が爆発して被害が出れば出るほど楽しいのかな?と更に聞くと、
「爆発するのを見たらすっきりしそう」や
「人が困るところを見るのは良くないけど、人は誰でもそういうところがあるのでは」
と主人公の心情に沿う意見も出て対話が深まりました。
最後に、
「檸檬をもっと面白くしたい」や
「嫌いなお兄ちゃんの部屋に檸檬を置いてみたい」といった皆のコメントを受け、
「僕は檸檬を爆弾に見立てるのではなく、檸檬をもっとおいしくしたり酸っぱさをなくす研究をやりたいと思いました」
とTさんは締めくくりました。
小学三年生には難解な内容でしたが、
彼なりに読み、得るものがあった大変良い経験となったのではないでしょうか。
ありがとうございました!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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