小学生の興味を伸ばす上で大事にしていること
皆様、こんにちは。
ハリー進学教室の荒牧です。
さて、この間の月曜日は、
ちょっと気分を変えて、野外探求学習を行いました。
野外といっても、建物の周りを散策するだけ、
そして、教室長である私の役割は、
・興味をもったことを後で発表してほしいと伝えること
・それとなくそのあたりにいること
・先生先生!といってきたら、興味・関心を示してあげること
この3点だけ。
あとは全部自由。
小学生たちの気の赴くままに任せます。
私が大事にしていることは、
「先回りしない」ことなのです。
「これが面白いんじゃない?」とか、
聞かれてもないのに、「これはこうなっててこうなってるんだよ!」とか、
大人としたらわかってることや正しい知識でも、先にいってしまうと、
小学生からしたら、とたんに面白くなくなる。
皆さんもそうした経験が、子ども時代にあるのではないでしょうか?
こちらから変なことをしなければ、
こどもたちの興味は無限大!!なのです。
大きく、そして、細かく、どこまでも広がっていきます。
大人のやるべきことは、それをちょっと遠くから見守って、
共感してあげることなのですね。
実際にこの間の野外探求学習では、
びっくりするような視点で物事を観察していたり、
いろいろな疑問点がでてきていました。
「このフンコロガシみたいな虫はなんというのだろう?」
「どうしてこの門のこの部分は爆発してるのだろう?」
「どうしてエアコンの近くが濡れてるの?」
「へえ~なるほど!なんでだろうね~」
そんな風に返す私の言葉に、
小学生たちはもちろん、すぐに調べることばかりではありません。
ありませんが、
何かのきっかけに自分で調べたり、自分なりの発見にしていくはずです。
そうした余白が、
こどもたちの学ぶ力を育むうえで大事なのです。