ハリー進学教室の夏期講習の様子

皆さん、こんにちは。
ハリー進学教室、教室長の荒牧です。

さて、本日は、2025年度のハリー進学教室・夏期講座の様子を
レポートしたいと思います。

2025年は、
「やらされがやりたい!に変わる夏季講座」と名打って開講。
第1期と第2期が終了し、明日から第3期がスタートするタイミングとなります。
おおよそ、第1期も第2期も、通常塾の生徒さんを含め、10名ほどが参加してくれています。

第1期の最後には、香美市にある、ほっと平山で、1泊2日の合宿を行いました。
写真はその様子です。

 

合宿以外の日はどのようなことをしているのですか?
そんな声が聞こえてきそうなので、ご紹介します。

だいたいですが、
1時間目は国語の参考書の読み合わせから、面白ワークを行ったり、
理科の小学4年生レベルの中学受験用のプリントを使って、理科コンテストを行ったり、
社会の中学生の教科書を読み合わせしてから、対話を行ったりしています。
 
 

2時間目は、輪読の時間です。
これからの時代がどうなっていくのか、そしてその中で自分はどういう人でありたいのか、
そういった深いところを考えさせてくれる良書、「本当に幸せな人は『お金』と『働く』を知っている」
を一緒に読み進めています。

自主的に意欲があるひとは手を挙げて、何を聞いてもらってもかまわないスタイルです。
ですので、1日に半ページしか進まないこともあります。
が、参加生徒さんたちは、みな、とても元気で、ハイハイ!!!ハイ!!と手を挙げてくれます。

たとえば、「金融」という言葉の意味が分からなければ、
ホワイトボードに金融と書いて、お金はわかるね?では、融は?
融〇(ゆうづ〇)という言葉はしらない?と聞く。

そうすると、ゆうづう!と言ってくれる。
そんななかで、お金を融通することだよ、と伝えています。

あとは、リーマンショックって何?とかですね^^

 

そうして2時間目が終わると、3時間目がいよいよディベート作文の時間。
主張、理由、譲歩、反論、結論からなる、接続詞をつかった作文を
小学2年生、3年生も行います。
(大人でも結構できないことです)

最初に、メリットとデメリットを考え、その後に作文をするのですが、
見本を渡しているので、考えるポイントをしっかり示せば、できるのですね。

ここでのポイントは、
議論をしないこと。
両面の立場を考えた作文をし、それを発表はするけれども、
議論はしないのです。

これはなぜかというと、
議論などにまだ慣れてないうちに論を戦わすことをしてしまうと、
発表が怖くなってしまったりするからです。

なので、私は、スピーチにとどめ、
あくまで、何か主張するときには、反対側もあるという意識を
もってもらうことを最優先しています。

だいたいは、以上のような流れで夏期講習を行っているのですが、
ときに、野外へ探求学習があったり、生徒授業があったりもします。
そんなレポートもまたしたいと思っています。