【第17回読書会】自己肯定感の教科書

 

南国市の塾「ハリー進学教室」です!

 

みなさん、こんにちは!高知県南国市の塾「ハリー進学教室」代表の荒牧です。

 

「ハリー進学教室」は、高知県東部から難関中学校・トップ中学校を目指す生徒さんへ、中学受験指導をしている塾です。

 

このブログでは、塾として・代表 荒牧として大切にしている考えを発信していきます。南国市で塾・進学塾・個別指導塾などをお探しの方の参考にしていただければ幸いです。

 

さて、本日は第17回読書会、自己肯定感の教科書(中島輝著)についてお話します。

 

ほめるとき何をほめているか?

 

2025年11月15日(土)の読書会は荒牧担当回でした。
取り上げた本は、中島輝さんの「自己肯定感の教科書」。

自己肯定感とは、①自尊感情、②自己受容、③自己効力感、④自己信頼感、
⑤自己決定感、⑥自己有用感の6つからなること、それらを木にたとえると、
それぞれ、根っこ、幹、枝、葉っぱ、花、実にたとえられるとのことでした。

私がこの本を取り上げた理由は、
誰もが最初から自信にあふれ、行動力があるわけではないということ、
そのように行動している人は、盤石な自己肯定感(軸)を自分で築き上げてきたということ
その2点を考えてもらいたかったからです。

この本では、書かれていなかったのですが、私からは、
自尊感情の育て方として、being,doing,havingの違いを説明しました。

自分に価値があると感じているか?という質問をこどもたちにすると、
米国やドイツ、フランスなどでは80%がYESと答えるのに対し、
日本では45%にとどまっている。

それはなぜか?

私は、おそらく、お父さん、お母さんのこどもに対する声かけが、
beingではなく、doingやhavingに偏っているからではないか、そう思うのです。

beingとは存在そのもの。
doingは行ったこと、havingは持っているもの。

たとえば、
誰もが生まれますから存在しています。これがbeing。
そしてその存在が、なにか行動を行います。たとえば、毎朝早起きして勉強するなどです。
これがdoing。そうして、テストを受けたら100点がとれたとします。これがhavingです。

大方の日本の親御さんは、点数をみて、havingをほめることが多いのではないでしょうか。
これでは、条件付の愛になってしまいますので、お子さんとしては、100点をとれない自分には
価値がない、そのように考えてしまうことになります。

これに対して、ラテン系の国々では、存在そのものを肯定することが多いといわれています。
「生まれてきてくれてありがとう!」とかそういった声かけだったり、
言葉を介さないハグであったり。

そのことが、高い自尊感情を生んでいるとよくいわれています。

もちろん、doingやhavingをほめることは悪いことではないのですが、
beingを認めることが欠けていると、自尊感情を損なう方向にいってしまいますので、
ご注意ください。自尊感情はすべての根っこですので。

ハリー進学教室では、月に最大3回、荒牧、保護者の方、塾生の3名が読書会を行っています。
土曜日教室は、教室に通っている方でなくても、おひとりワンコインで参加できますので、
ぜひお越しください。

 

ありがとうございました!

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

ハリー進学教室では、南国市だけでなく、香南市や高知市東部の生徒さんにも通っていただける塾です。

 

アクセスをご紹介しますので、参考になさってくださいね。

 

 

アクセス

 

・土讃線、ごめん・なはり線「後免駅」:徒歩19分 / 自転車9分 / 車6分

 

・南国市立大篠小学校:徒歩6分 / 自転車3分

 

・南国市立後免野田小学校:徒歩18分 / 自転車10分 / 車5分

 

目安です。(Googleマップより)